トイレット

トイレット

監督・脚本 荻上 直子
出演 アレックス・ハウス タチアナ・マズラニー デイヴィッド・レンドル  
 サチ・パーカー  もたいまさこ

日本人の心をホッコリと癒す国民的監督となりつつある荻上直子監督の最新作。
この作品での彼女の挑戦は、全編英語、
そして日本人キャストが監督のミューズでもあるもたいまさこという位で
相変わらず緩やかで優しい空気が流れていた。

彼女の作品を観ては、毎度心地よい眠気に襲われ
時にそのままスヤスヤと眠ってしまうのだが、
今作は、ストーリーに起承転結もあり、
しっかりとキャラクター設定もなされていて、意外にもセリフ劇であった。

これまでの荻上作品とは違い、空気感と食事で魅せようとしていない
映画らしい映画であった。

More
[PR]
# by namunamu_pokkun | 2010-10-14 22:35 | 映画のおなはし

諸国畸人伝

諸国畸人伝  at:板橋区立美術館

2008年東京国立博物館で開催された『対決−巨匠たちの日本美術』展で
衝撃を食らった曾我蕭白お目当てに観てきました。

それはそれはCOOLな江戸時代の絵師10人の作品展。
10人そろって奇人。カッコ良すぎる。

芸術は江戸時代であっても個性の鬩ぎ合いと己の葛藤の中から生まれていた。
『あるべき姿』に捕われず、己の画風を確立させたいがために描く。

語るには資料が手元になく、感想を述べるに過ぎないが、
日本の文化、芸術は、西洋に劣るどころか突抜けていたように思う。

筆の繊細さや、構図、大胆さに勢い、どれをとっても驚愕に値する。

西洋からの圧力を受けながらも、あと数十年日本が鎖国したままだったら、
もっと独自の文化が熟し、現在のオタク文化どころではないほど
海外に影響を与えられたかもしれない。

やたらとグローバルスタンダードで物事を語られる昨今。
日本の伝統文化を継承して行こう!なんて生意気にも言いたくなってしまう。

日本国原点回帰ノススメ。

▼ポチっと応援求ム!
人気ブログランキングへ
[PR]
# by namunamu_pokkun | 2010-10-13 23:35 | アートのおはなし

目標は高い

a0145754_21465333.jpg


2000m後半級の山々に囲まれた守屋山。
2000m級の山への憧れは募る一方。


▼ポチっと応援求ム!
人気ブログランキングへ

More
[PR]
# by namunamu_pokkun | 2010-10-05 22:02 | おでかけのおなはし

ボーイズ・オン・ザ・ラン

『ボーイズ・オン・ザ・ラン』 2010年
監督・脚本 三浦 大輔
原作 花沢 健吾
出演 峯田 和伸・黒川 芽以・YOU・松田 龍平・小林 薫・リリー・フランキー

ポツドール主宰三浦大輔初監督作品。

原作マンガは累計60万部の売り上げた大ヒット作とか。
マンガ女子ではない私は、もちろん予備知識ナシで鑑賞。

銀杏BOYSボーカル、『アイデン&ティティ』の峯田クン主演となれば
青臭い男子ムービーに違いがない!
と、まさにその通り。
肉食願望丸出しだけど、度胸と勇気が伴わず29年間彼女ナシの
ダメダメ男子、田西の物語。

しかし、さすが三浦大輔。
ダメなのは田西だけではなく、みんなどうしようもなくダメな人達ばかり。
壊れているのではなく、欠落した人達ばかり。
どうしようもないんだよ。本当に。
YOU演じる風俗嬢のしほが一番まともに思えるくらい
欠落者のオンパレード。
不快さを感じずにはいられないけど、愛らしくまとまっているのは
三浦大輔の手腕であろう。

****ネタばらします

好きな女の子を妊娠させたライバル会社の青山に復しゅうしようと
心優しい田西はボクシングを始める。
復習という一つの目的に向かって、奮闘する田西の姿は
いくら下心があったとしても、純粋だからつい応援してしまう。
最後には、気持ちのよい一発をかましてくれるのだけれど、
それは彼が本来望んで結末とは違う。
だけど、彼はダメ男子から脱出する一歩を
その一発で踏み出せたのだ。

峯田クンだからか、青臭い疾走ぶりがとても心地よい。
さすがについつい欲情に流されてしまう男子の気持ちはわからないけど、
自分を変えるには、壁を越えるのではなく
ブチ壊さなきゃ、前に進めないものなのですね。
青春だ。

仕事中にも関わらず、朝からビールを水代わりに飲んでいる
田西が勤める会社の先輩(?)鈴木(小林薫)が放つ、
『ナイス〜』というセリフも滑稽だけど、すごく効いてます。

いくつになっても私は青春に弱い。

▼ポチっと応援求ム!
人気ブログランキングへ
[PR]
# by namunamu_pokkun | 2010-09-29 23:01 | 映画のおなはし

自慢の息子

サンプル
『自慢の息子』  at:アトリエへリコプター

いつのまにか巨匠、蜷川幸雄演出の作品に
戯曲を書き下ろすまでになってしまった
松井周主宰サンプルの7回目の公演。
飼い主ともどもお気に入りに劇団なので、意気揚々と五反田へ向かう。

昼食を済ませた直後であったせいか、それとも残暑のせいか。
眠ってしまった。不徳極まりない。

僅かながらの記憶を辿ると、我々が生かされている社会の
ごく当たり前の環境下での、
一人遊びの世界がベースのお話だったような。
現実逃避の最たる世界。
みんな現実が直視できずに、自分が安らげるユートピアを
自我に作り込み逃げていく。
ぬいぐるみに囲まれた理想の独立国を立建した『自慢の息子』。
王となった息子を探す母と、その国に亡命するカップル。
だけど現実社会はごく当たり前に、彼らの安らぎの世界を侵す。
国王の日常は、彼を混乱させる隣国(現実)にクレームを訴えること。
我々社会の人間から観れば、単に引きこもりの悪質クレーマーなだけだ。
そして、その国にも社会というものが、作られて行くのである。

フィクションの世界に生きる人々。おままごとの延長。

うつらうつらしながらも、将来への希望でキラキラしていた社会を夢見ていた
幼い頃の気持ちを思い出した。
それで幸せなら、それで良いのかもしれない。
それを現実逃避と言われようが、
その世界に飛び込むことの方が勇気がいるし、
自分に正直に生きるということになる。
常々多くの人が語り、望んんでいる『自分らしく生きる』という願望を
全うしているということになる。

自分だけが楽しめる内なる世界と現実社会との境界線は
『3つの義務』なのかもしれない。
そして、自分ではない他人との接触。

現実社会は煩わしいことばかりだけど、
芸術というものがあるだけ良しとしよう。

主宰の松井さん、パパになったとのこと。
おめでとうございます。


▼ポチっと応援求ム!
人気ブログランキングへ
[PR]
# by namunamu_pokkun | 2010-09-29 07:45 | 演劇のおはなし


なむポクさんは、ボク以外にも演劇やアートやらお好きなようで、最近はボクはそっちのけで飼い主さんと一緒に山登りなんかも始めてしまったようです。


by namunamu_pokkun

プロフィールを見る

カテゴリ

全体
演劇のおはなし
山登りのおはなし
おでかけのおなはし
アートのおはなし
映画のおなはし
ご本のおはなし
音楽のおはなし
おいしいおなはし
たわごと
未分類

フォロー中のブログ

◎Minami-Alps...
くまじぃと、ぺつお。

その他のジャンル

ブログジャンル

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31